新テニU17W杯感想 11話「最悪のダブルスペア」

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11話「最悪のダブルスペア」
D1 毛利・柳 vs エドガー・ジョナタン
 
ジョナタン「エドガーさん、エドガーさん…みなさんウドの大木のようにデカいですね~っボク大丈夫かなぁ~っ」
エドガー「一言多いんだよ。テメェも塗るぞウラァ!!」
 →ジョナタンw ノリが四天宝寺やないかw
 
意に介さない毛利と柳。
気さくに話しかける毛利だが冷たい瞳を向ける柳。
 
リョーマ「何かギスギスしたペアっスね?」
Aパート
今日はOPなしでAパート突入!
 
赤也「毛利さんて立海出身なんスよね?」
仁王「俺らの1こ上じゃき…才能はあったのにサボりの常習犯だったから部活に殆ど顔出しして無いぜよ」
赤也「ウチの部でサボりとかすげぇっすね!」
仁王「ビッグ3とは未だギクシャクしとるき 特に…」
 →年齢的には赤也は1年のとき知っててもおかしくないんだけど、1年のときに赤也が見かけないほど部活に顔を出してないってことになるよね。でも天才って言われるくらいだし、大会には出てるはずだけどね。王者立海なら1年は大会に帯同させてないとかあるかもなので、もしかしたらそういうこともあるのかも。
 
~ここで柳の回想~
 
毛利「ゆ 幸村の体調は大丈夫なん?」
柳「この大会が終わったら…アメリカで完全完治の手術を行う様です」
毛利「ほうかぁ そりゃあ良かったな 俺も心配やったから!!」
柳「…心配?まともに練習もしないアナタが?テニスをやりたくても出来なかった精市を…俺達はずっと間近で見てきました!テニスを好きなだけ出来る環境で練習を怠っていたアナタを精市がどんな想いで見ていたか!!どれだけツラい日々を送ったか!!アナタに分かるんですか!?」
柳「俺は…アナタを一生許さない」
柳「二度と…精市の名を口にしないで下さい」
→ここの話は後ほど。この後もギクシャクし続ける2人。
 
 
乾「あの2人に何かあった確率100%」
リョーマ「それは俺にもわかるっす」
→なぜこのやりとりはこんなに安心するのだろうw←
このシーン、横にいる大石が全く意に介してないのが好きw
 
とりあえず柳は毛利に頼らず、1人で押していく展開に。
 
赤也「さすが柳さん!!」
真田「蓮二は医療班にいた間も各国のデータを集め1日たりとも練習を欠かしてはいなかったからな!だが…」
丸井「2人の息はバラバラだろぃ!」
→ここのブン太はアニオリ。立海をがっつりからめてくれるのいいよね。
 
~ここから毛利の回想~
 
立海大付属高校1年の毛利。
このシーンで毛利が持っているのが「うさいぬスタンプラリー」w
真田との共通点♪
 
関東大会個人戦の1回戦で氷帝学園の越知先輩に完膚なきまでに敗北。
(お互い立海&氷帝ジャージなのがいいよね!)
 
ケガもして「もうテニスは辞めね」とまで言った毛利が出会ったのがリハビリ中の幸村だった。
 
幸村に突き動かされ、今までの自分を反省。
血の滲む様な努力を日々重ね、秋の新人戦で1セットも落とさず優勝。
 
ベンチに置いてあるスポーツドリンク(ポカリスエット)に気付く柳。
 
~柳の回想 病院の屋上~
 
柳「スポーツドリンクを妖精が持ってくる?」
→これ原作では小人だけど、まあ色んなところに配慮したんだろうね。
 
幸村「誰が届けてくれているのかわからないけど…頑張れと背中を押されているような気がするんだ。会ってみたいな…その妖精に」
→この幸村の捉え方、ホント凄いよね。このときの幸村って「頑張れ」って言われるのツラいはずなんだよね。それでもこう受け止められるのすごいよ。
 
ここで柳が妖精=毛利と気づく。
 
毛利「なぁ柳…お前の本来のダブルスは相棒(パートナー)を上手くコントロールしてこそ発揮されるんやろ?あの赤目くんをコントロールしていたように…」
柳「リハビリ中の精市のことずっと毛利先輩は見守ってくださっていたんですね。それなのに俺は…すみません!毛利先輩!俺!」
毛利「お喋りはもう止めんせーね。さぁセットポイント…リラックスして行こかや」
柳「はい!」
 
ここで幸村もスポーツドリンクを観てすべてを気づく
 
幸村「…毛利先輩」
→冒頭の毛利と柳のやりとりからここまで。なかなかに色んなことを考える展開ですよね。
柳が毛利に向けて幸村の想いを代弁していたけど、幸村自身はおそらく毛利にそんな感情は向けていなかった可能性が高いよね。
 
Twitterでの書き込みとかでもあったり、友人とも話して整理したのは、あの怒りは柳自身への悔しさや無力感みたいななんとも言えないうごめく感情の行き場として、不満をぶつけやすい相手として毛利が選ばれたってことだと思う。
 
そしてその未熟さが何ともテニプリキャラの良いところだと思うんだよね。
だって中学生の男子だよ?
 
でも、スポーツドリンクの存在だけですべてを繋げられて、自分から謝ることの出来る感性を持っている柳は素敵だし、毛利も柳の怒りを理不尽と捉えずサボっていた自分への自戒も込めて柳の気持ちを受け止めた上で対応が出来るところがなんとも良いと思うんだ。
 
そして、幸村の「毛利先輩」のトーンが良きである。
 
Bパート

カミュ「わざと相手に5ゲーム差し出しジョナタンにデータを取らせ一気に逆転し格の違いを見せつける…『エドガー劇場』の幕開けだ!!」

エドガーのショットが鳥→ヘビ→オオカミ→ヒョウと変化。
「芸術(アート)テニス」!!


ジョナタン「もうエドガーさんチーターだって言ったでしょ!!」
エドガー「今のはチーターだろ」
ジョナタン「いいえ今のはヒョウです。しなやかさが足り ブフェ」
→なんだこの会話w

 

5-0から逆転される毛利・柳コンビ。

柳「毛利先輩。この柳蓮二…日本代表としてそして立海大付属中の参謀として負けるつもりはありません」
毛利「ほなデータ集めは頼むわな 俺は…寝やる!」
平等院「久々に本気モードを見せるつもりか!」
平等院「お前らも見ておけ…これが日本代表No.10のバッジを獲った男の…実力だ!」
→寝た状態から開眼して芸術テニスを返していく毛利。

 

平等院「"ゾーンに入る"と言うだろう。ゾーンに入ると集中力が増すが故相手の動きや球種が瞬時に分かり思いのままにショットを決める事が出来る」
デューク「彼の場合もそれと似た様なものですなぁ」
入江「でもコーチ達が脳波を科学的に調べてビックリ--なんと深い眠りの中にいるらしいんだ」
鬼「睡眠状態が故雑念など皆無。自然体で極限の集中力を見せる。…そして奴はその状態に自ら数秒で到達した!」
平等院「中学3年生のお前らが来年になって何人Genius10に入れる?毛利寿三郎…奴は次代の日本代表を背負う逸材だ!!」
リョーマ「ふーん、やるじゃん」
→流れで見ると、Genius10の下位って大したことないように見えるけど、あくまで毛利は高校1年ってことに着目するといかにすごいかがよくわかる。
ほんとテニプリって格を落とさないのが実にうまいよね。

 

エドガーがジョナタンにペイント。雰囲気がガラっとチェンジ。
ここまで取ったデータがムダになるほどの変貌。

幸村「先輩のプレイで蓮二もデータ収集に集中出来ているね」
赤也「そうこなきゃ柳さん!!やっぱデータテニスでも負ける訳ねぇ!!」
→赤也、蓮二を慕っているのがカワイイとこだよね。

 

毛利「次のゲームは必ず取るぞ!柳 データは取れたんか?」
柳「はい!」
エドガー「おいおい俺らのデータを取れたきになっているようだが…」無駄だぜ!俺のマリオネットはどんな色にでも染められる。ご苦労なこったまた1から俺のデータを…」
毛利「誰がアンタらのデータを取っとるって言ったんね?柳が取ってたんはアンタらのデータやない…相棒(オレ)のや!」
ジョナタン「あの睡眠状態の本能で不規則に動くヤツのデータが取れたのかい?」
乾「どんな状態だろうとアイツに取れないデータはないよ。それが…データマン柳蓮二!」
→毛利はさすが越知先輩とのダブルスに慣れてるだけあって、ダブルスの活かし方、立ち回りを良く知ってる。そして自分もデータテニスをやるからこそ、自分以上の賛辞を贈る乾がいいよねぇ。

 

柳のリターンを毛利がジャンプして目くらましにしてるのすごすぎん!?


ペイント変更で流れを変えたフランス優勢に進むが…

 

エドガー「おい…ひとつ忘れてるぜ。人格が変わってからもアイツはお前のデータを取り続けてたんだぜ!」
ジョナタン「必要なのは寝ボケヤローのデータじゃなく相棒をコントロールするデータマンのデータなんだよ…!」
柳「…とお前は言う!」
蓮二「この柳蓮二、そうやすやすとデータを取らせると思ったか」
毛利「日本の王者立海の参謀を甘く見てもらっちゃ困る!」
赤也「さっすが柳さん!」
真田「だが…あえて5ゲームを取らせるなど…蓮二にしては思い切った作戦だな」
毛利「柳…お前まだビッグ3とか言うて立海の3番手として偉そうにしとるん?どうせなら一番てっぺん狙いんせーね」
→口元がほころぶ柳。いいよね、3番手に甘んじているつもりはなかっただろうけど、データマンとしてもプレイヤーとしてもまだまだ上があるのを身内にも見せた感じがいい。

激しい攻防が続く中…


柳のスマッシュが決まって日本勝利!!このスマッシュのときの蓮二かっこいい!


幸村「ナイスゲーム…妖精先輩!」
毛利「何の話や?俺は知らんで…」
柳「…とアナタは言う」
→毛利と柳のハイタッチ!ここはアニオリ!

いやぁ、しっかり立海回!
因縁もしっかり描いてくれましたね♪
いくつかアニオリでの補完もあってよかった✨

 

youtu.be

おまけ

youtu.be

Avant-garde / エドガー・ドラクロワ&ジョナタン・サン・ジョルジュ
→あばんぎゃるどって久しぶりに聴いた表現だな♪

※原作での進行具合との比較

Golden age242 俺は許さない - Golden age247 たとえ負けても…